ブランドや値段ではなく愛着 革靴の魅力について
外は曇りで、どんよりとした天気の休日。
出掛ける気分にはなれず、
家で革靴の手入れをしていました。
革靴のいつものメンテナンスと、それをしながら「思った事」。
いつものメンテナンス
ブラッシング
表面についたチリやホコリを馬毛ブラシで落とします。
大きいブラシなので、ささっと終わります。
クリーナーで汚れ落とし
革表面の汚れ、古くなったクリームを落とします。
ステインリムーバーは表面の汚れだけでなく、汗が染み込んだ革内部の汚れまで落としてくれる。
Tシャツの切れ端につけて、軽く拭きます。
デリケートクリームで保湿
革には、油分だけでなく、水分も必要。
油分を与える前に、デリケートクリームで革の水分補給、保湿をします。
クリームで油分を与える
クリームを塗って、革に油分を。
クリームをペネトレイトブラシで少量とって、広げていきます。
モウブレイのシュークリームジャー・ブラック。
深い黒というか、奥行きがある黒というか、、
このクリームにしてから黒の雰囲気が変わった気がします。
靴に高級感が出て良いですね。
磨き
Tシャツの切れ端を指に巻いて、優しく、素早く磨きます。
余分なクリームを拭き取って磨いていると、革に艶が出てくる。
手入れの成果が一番よくわかるので、好きな手順。
完了
写真だと違いが全然伝わりませんが、かなり変わりました!
「思ったこと」
私が社会人になった年に、初めて仕事用ではなく普段用に買ったのが、このリーガルの革靴。
もう買ってから5年くらい経つのですが、まだまだ現役。
セールで「12000円」くらいで買いました。
革靴にしたら正直安い。
ですが、気に入って大事に大事に履いていたら、
だんだん雰囲気が出てきて、今では「12000円」より高く見えませんか?
革靴って正直で、
どんな風に扱われたかによって表情を変えるなって感じます。
大事にしたらそれに応えてくれます。
使い手の思い入れ次第ですね。
当然ですがJWウェストンとか、オールデンとか、
10万円するような革靴も履きたいし、それも良い。
だけど、色んな物で溢れている今の世の中。
ブランド品や高いものでなくても、大切に思える、
これだけ愛着の湧ける革靴。
学生から、社会人になったときの年。
靴買ったとき、まだ自分はこんな感じだったなー、とか。
このときも、あのときも、あそこに旅行いったときも。
この靴履いて、あの道を歩いたなーとか。
色々と思い出も詰まっています。
ソールが減ったとしても、オールソールして。
これからも、どんどん履いて行きます。
10年は履けますね。
「思ったこと」をまとめると、
- 安い革靴でも大切に履けば、5年、10年と長く履ける。
- 長く履いていると、買った時のこと、行った場所など、思い出が加わる。
- ブランドとか値段では測れない、愛着が生まれる。
革靴の魅力を、ふと感じた1日でした。
kurashi-reteracy.hatenablog.com